岩手県立職業能力開発に関するアンケート調査
集計結果(事業所版)

 1.アンケートの概要

  平成10年10月に実施した県内事業所1000社に対しアンケート調査を実施し、445件の回答を得た。(回答率44.5%) 2.事業所の業種及び規模

職業大分類 従業員数(人) 総計(社) 割合
1〜29 30〜499 500〜 不明
建設業 92 71 1 1 165 37.1%
製造業 28 88 11   127 28.5%
電気・ガス・水道   4     4 0.9%
通信・運輸 3 3 1   7 1.6%
小売・卸売 9 20 2   31 7.0%
金融・不動産   3 1   4 0.9%
サービス 58 39 1   98 22.0%
公務 1 2     3 0.7%
不明 2     4 6 1.3%
総計(社) 193 230 17 5 445 100.0%
割合 43.4% 51.7% 3.8% 1.1% 100.0%  

3.集計の方法

 職業大分類による集計の他、事業内容を職業能力開発施設の訓練科に関連付けして再分類し集計。

職業大分類 職業中分類 再分類
建設業 総合工事業 建設
職別工事業(設備工事業を除く) 建築
設備工事業 設備(電気工事含む)
製造業 出版・印刷・同関連産業 デザイン
金属製品製造業 機械
一般機械器具製造業
精密機械器具製造業
輸送用機械器具製造業
電気機械器具製造業 電気・電子
上記以外の製造業 その他製造
電気・ガス・水道 設備
通信・運輸・金融・不動産・公務 その他
小売・卸売 小売卸売
サービス 自動車整備業所 自動車
情報サービス・調査業 情報処理
広告業 デザイン
上記以外のサービス サービス

 

設問1 貴事業所では、第一線で活躍する新入社員に対する社内教育(関連民間団体への委託を含む)を制度的に実施していますか。

(職業分類別)

回  答
|
























1.実施している 19 11 16 7 50 57 24 26 22 11 39 24 306
2.実施していない 7 9 5 9 14 22 14 18 8 6 6 4 122
3.わからない           2             2
4.その他 2   2   2   2 1 1 1 2 1 14

総  計

28 20 23 16 66 81 40 45 31 18 47 29 444
1.実施しているの割合 68% 55% 70% 44% 76% 70% 60% 58% 71% 61% 83% 83% 69%

回  答

サービス

その他

その他製造

デザイン

機械

建設

建築

自動車

小売卸売

情報

設備

電気電子

総計

1.実施している

19

11

16

7

50

57

24

26

22

11

39

24

306

2.実施していない

7

9

5

9

14

22

14

18

8

6

6

4

122

3.わからない

2

2

4.その他

2

2

2

2

1

1

1

2

1

14

総  計

28

20

23

16

66

81

40

45

31

18

47

29

444

1.実施しているの割合

68%

55%

70%

44%

76%

70%

60%

58%

71%

61%

83%

83%

69%

(規模別)

回  答

1〜29人

30〜499人

500人以上

不明

総計

1.実施している

96

192

16

2

306

2.実施していない

84

34

1

3

122

3.わからない

2

2

4.その他

10

4

14

総  計

192

230

17

5

444

1.実施しているの割合

50%

83%

94%

40%

69%

※ 「3.わからない」「4.その他」を選んだ理由は、新入社員をほとんど採用していないのが主。

設問2 貴事業所の業務に関連する知識、技術、技能を持っていない新入社員に対する教育は、社内教育だけで十分ですか。(設問1で「1.実施している」と答えた事業所のみ)

(職業分類別)

回  答

サービス

その他

その他製造

デザイン

機械

建設

建築

自動車

小売卸売

情報

設備

電気電子

総計

1.社内教育だけで十分

5

1

3

3

15

9

2

6

5

2

4

5

60

2.社内教育だけでは十分でない

13

8

12

4

35

47

21

19

14

8

35

18

234

3.わからない

1

1

1

1

1

5

4.その他

1

1

2

1

1

6

総  計

19

11

16

7

50

56

24

26

22

11

39

24

305

2.社内教育だけで十分の割合

26%

9%

19%

43%

30%

16%

8%

23%

23%

18%

10%

21%

20%

(規模別)

回  答

1〜29

30〜499人

500人以上

不明

総計

1.社内教育だけで十分

12

39

9

60

2.社内教育だけでは十分ではない

81

145

6

2

234

3.わからない

1

4

5

4.その他

1

4

1

6

総  計

95

192

16

2

305

2.社内教育だけで十分の割合

13%

20%

56%

0%

20%

設問3 県立の職業能力開発施設では、新規学卒者に対し、職業人として必要な知識、技術、技能および心構えなどを身につけさせるための職業訓練(専門課程、普通課程)を実施していますが、貴事業所にとってこのような制度は必要ですか。

(職業分類別)

回  答

サービス

その他

その他製造

デザイン

機械

建設

建築

自動車

小売卸売

情報

設備

電気電子

総計

1.必要

14

9

15

12

32

60

34

33

16

12

41

21

299

2.必要ない

4

6

5

2

18

3

3

4

4

2

1

4

56

3.わからない

8

4

3

1

12

17

3

6

10

3

3

4

74

4.その他

2

1

1

4

2

1

1

1

2

15

総  計

28

20

23

16

66

82

40

44

31

18

47

29

444

1.必要の割合

50%

45%

65%

75%

48%

73%

85%

75%

52%

67%

87%

72%

67%

(規模別)

回  答

1〜29

30〜499人

500人以上

不明

総計

1.必要

147

147

2

3

299

2.必要ない

15

30

10

1

56

3.わからない

22

47

4

1

74

4.その他

8

6

1

15

総  計

192

230

17

5

444

1.必要の割合

77%

64%

12%

60%

67%

※「3.わからない」の理由のほとんどが、訓練内容がほとんどわからないということ。

その他の意見等

・建設

1ヶ月くらいの新入社員教育の場があれば良いと思う。

・機械

現段階では中途採用者だけなので,即実務に入ってもらっている.

公的機関で廉価にしつけ教育を実施していただけるとありがたい。

(技術・技能は社内で対応できるが、しつけ態度などが良くない)

・自動車

雇用拡大になれば必要

・設備

地元職業訓練校への派遣で手一杯

・情報

新卒の定期採用はしていない.

・デザイン

当社が必要とする科目が無い

・サービス

入社以前に身につける必要はあると思われます.

必要性は認めるが、全員を一度に出席させることができない。また、無料が条件となる。

・設備

必要だとは思うが、現状は難しい状況にある。

設問4 貴事業所にとって、県立の職業能力開発施設の専門課程は、これからどのようになれば良いと思いますか。

(職業分類別)

回  答

サービス

その他

その他製造

デザイン

機械

建設

建築

自動車

小売卸売

情報

設備

電気電子

総計

1.拡充するべき

11

8

8

10

29

40

22

24

14

11

23

7

207

2.現行のままでよい

9

9

8

32

30

17

16

10

3

19

16

169

3.必要ない

2

2

4

1

1

10

4.その他

5

2

4

4

3

7

1

2

4

3

4

5

44

総  計

25

19

22

14

66

81

40

42

29

18

46

28

430

1.拡充するべきの割合

44%

42%

36%

71%

44%

49%

55%

57%

48%

61%

50%

25%

48%

2.現行のままでよいの割合

36%

47%

36%

0%

48%

37%

43%

38%

34%

17%

41%

57%

39%

(規模別)

回  答

1〜29

30〜499人

500人以上

不明

総計

1.拡充するべき

98

102

4

3

207

2.現行のままでよい

65

93

9

2

169

3.必要ない

4

6

10

4.その他

18

22

4

44

総  計

185

223

17

5

430

1.拡充するべきの割合

53%

46%

24%

60%

48%

2.現行のままでよいの割合

35%

42%

53%

40%

39%

(その他の意見等)

・機械

県立かどうかは判断できないが拡充するべき

高専との整合性を再考すべき

昨年卒業生を採用したが、レベルが低くて採用の意味がなかった。

・建設

職業人ひとりひとりの心持ち次第と思います.

盛岡専門校が廃止され、レベルの高い技術者を育てる内容の短大を一般の高卒者が目指すとき、入校する場が閉ざされ、今後の技術者指導に県は門を狭くしたと言える。

・小売卸売

細分化された現代の職業の中にあっても不変の分野を集中的に指導していくことが要求されています。視点を変え、今流行の分野ばかり追わないほうが需要をみたせるのではと考えます。

・サービス

企業ニーズに合う能力開発がなされているのか不明

ニーズに合わせる必要はあるかと思われます。

・自動車

国の政策そのものが貧弱で継続性がない。しかし,いつの時代でも技術を身につける事は必要であり,希望者も多いと思う。

・設備

施工技術を重点にした方がよい。(施工図が書けない)

・その他製造

短期大学校の県北分校の必要性(北上メカトロ地域の外にある資源・技術をより有効に利用するための人材育成のため。例えば 工芸科)

・デザイン

印刷業関連科目があればよい。

技術の修得だけでは役にたたない。

もっと志を高くしてほしい,またそのような教育をして欲しい。

・電気電子

教育レベルが不明

思考力を身につけさせる事

設問5 どのような拡充をするべきだと思いますか。2つ以内で選んでください。

(設問4で「1.拡充するべき」と答えた事業所のみ)

回  答

総計

割合

1.新たな訓練コース設置

59

20.4%

2.訓練内容の充実

147

50.9%

3.施設・設備の充実

54

18.7%

4.訓練コースの定員増

20

6.9%

5.わからない

1

0.3%

6.その他

8

2.8%

総  計

289

100.0%

(希望する新たな訓練コース、意見等)

・機械

環境分野/属表面処理分野(めっき)/製図/熱処理・材料/プラスチック成形/TWI等の教育訓練外専門知識/社会人育成コース/起業家を育てるコース/通信・衛生/文系専門課程の設置

・建設

県央は事務系,地方は中卒の大工・左官など手に職がつくもの/高能力者育てても一般に広く指導する場を設けないと、技術者(大工等)はどんどん低下してくる/建設分野/測量(2)/土木設計施工(2)//大工だけでなく,土木・屋根工事,内塗工事/設備工事

・建築

定員を満たすだけでなく本気でやる気のあるものだけ入校させるべき。各事業所に配置され、きつく注意するとすぐに辞めるものが多い/建築設計のCG、CAD訓練/コンピュータの専門分野・応用利用拡充

・小売卸売

全ての学科が各地域にあれば良い/職業人としての心構え、基礎技術(パソコン等)を主とした短期講座(1〜3週間)/工業用電子計算機ソフトウェア関係/パソコン・ワープロ操作/農業機械の専門課程/物流の流れ、機器(無人フォークリフト、自動倉庫、搬送車、ロボット)

・サービス

接客マナー、職業人としての一般知識の習得/サービス/警備

・自動車

自動車整備,3級の資格取得/自動車板金塗装/販売を主としたセールス育成/

生きがいについての勉強/電気・電子

・情報

PCの基本ハードウェア、ソフトウェア等その時代に適した新しいスキル/システム開発/簿記会計

・設備

企業が必要としている分野を良く調査し,即戦力となるような指導に力を入れてほしい/土木・住宅設備/情報通信設備関係、特に光ファイバー敷設技術/国家資格取得できる課程/電気工事技術者の養成(2)

・その他製造

基礎力(デッサン・周辺知識)/本来の地域に密着した内容、充実、足元に根ざしたコース/メカトロ,電子組立(はんだ付け等),今まで座学しか受講していないのでわからない。

・デザイン

コンピュータ分野(CADコース、サイングラフィックス分野での実務性の高い分野)/マック・コンピュータ関係/接客に関するコース(営業の後方支援ができる能力、特に電話のかけかた)、営業コース(お客様に役に立つ企画を立案し、プレゼンテーションして成功する。基本的技能の習得)/印刷技術(印刷機のオペレータは高い技術と知識を要求されるにもかかわらず、専門養成機関が無い。求人需要数に限りがあることから民間では専門教育は無理であろうと思われる/歴史の勉強/印刷業関連科目の充実/商業デザイン

・電気電子

ハード・ソフト

設問6 県立の職業能力開発施設では、生涯職業能力開発の一環として在職労働者の資質向上の支援や各種講習会(資格取得準備講習、OA関連実務講習等の短期課程)を実施していますが、貴事業所にとってこのような制度は必要ですか。

(職業分類別)

回  答

サービス

その他

その他製造

デザイン

機械

建設

建築

自動車

小売卸売

情報

設備

電気電子

総計

1.必要

17

10

15

12

47

65

35

29

16

10

40

21

317

2.必要ない

4

4

4

12

4

3

7

5

6

4

53

3.わからない

7

3

2

2

6

12

2

8

8

2

6

4

62

4.その他

2

2

1

1

1

2

9

総  計

28

19

23

15

66

82

40

44

31

18

46

29

441

1.必要の割合

61%

53%

65%

80%

71%

79%

88%

66%

52%

56%

87%

72%

72%

(規模別)

回  答

1〜29

30〜499人

500人以上

不明

総計

1.必要

144

161

9

3

317

2.必要ない

20

27

5

1

53

3.わからない

23

36

2

1

62

4.その他

3

5

1

9

総  計

190

229

17

5

441

1.必要の割合

76%

70%

53%

60%

72%

※わからないの回答が多いのは、講習会等の内容がわからないためだと思われる。

設問7 貴事業所にとって、県立の職業能力開発施設の短期課程はこれからどのようになれば良いと思いますか。

(職業分類別)

回  答

サービス

その他

その他製造

デザイン

機械

建設

建築

自動車

小売卸売

情報

設備

電気電子

総計

1.拡充するべき

11

6

8

10

35

32

23

19

12

10

21

8

195

2.現行のままで良い

9

11

8

27

41

14

18

16

4

22

16

186

3.必要ない

1

1

3

2

1

2

1

2

13

4.その他

4

2

4

3

1

4

4

2

2

4

3

33

総  計

25

19

21

13

66

79

38

43

31

18

47

27

427

1.拡充するべきの割合

44%

32%

38%

77%

53%

41%

61%

44%

39%

56%

45%

30%

46%

2.現行のままで良いの割合

36%

58%

38%

0%

41%

52%

37%

42%

52%

22%

47%

59%

44%

(規模別)

回  答

1〜29

30〜499人

500人以上

不明

総計

1.拡充するべき

87

103

3

2

195

2.現行のままで良い

80

94

10

2

186

3.必要ない

5

8

13

4.その他

12

16

4

1

33

総  計

184

221

17

5

427

1.拡充するべきの割合

47%

47%

18%

40%

46%

2.現行のままで良いの割合

43%

43%

59%

40%

44%

※その他として、夜間の訓練を希望するものがあった。(2社)

 

設問8 どのような拡充をするべきだと思いますか。2つ以内で選んでください。

(設問7で「1.拡充するべき」と答えた事業所のみ)

回  答

総 計

割合

1.在職者を対象とした各種講習会を増やす

80

26.8%

2.事業所内の教育訓練のやり方について支援する

94

31.5%

3.講師の派遣

69

23.2%

4.施設・設備の提供

42

14.1%

5.わからない

4

1.3%

6.その他

8

2.7%

総  計

298

100.0%

 

・機械

OA実務等/製図・形状測定/地球環境保全/プラスチック成形/メカトロ等/夜間講習会の設置/講習会の回数,定員増/通学できること

・建設

CAD、パソコン、インターネット、製図(建築士)/建築工、建築施工管理、宅建、衛生管理者/建築士,土木建築施工管理技士受験準備講習/測量、土木設計/パソコン/分野ごとの最新の事/訓練期間の延長

・建築

建築設計のCG、CAD訓練/電気関係/在来工法以外の勉強会等/講習・研修日必要で大変ありがたいが各事業所で社員を受講させる負担が大きい。(時間と金額)

・小売卸売

資格取得/パソコン・OA関連

・サービス

OA・電気・自販機/事務・簿記/警備/接遇・サービス,経営論,人材育成/高齢者向け、希望を聞いて短期で良いから、いろいろな分野の講習があれば第二の人生が明るくなるのではないか

・自動車

OA関連/自動車整備(2)/整備・板金塗装/電気系/社内で指導者となりうる人材教育,各種別専門分野における講習/現場での作業を多くして,仕事についたときすぐ第一線で活動できるようにしてほしい/内容,施設設備の拡充

・情報

第一レベルの講習もしてほしい/ネットワークのサーバ管理者

・設備

移動クレーン、酸欠、玉掛等の専門技能/資格に結びつく講習(3)/電気・機械・設備/電気施工管理技士/冷凍技術,アーク・酸素溶接,玉掛,高所作業車,移動式クレーン

・その他製造

コンピュータ分野、生産管理分野/夜間の講習会/現状が一般的過ぎる.

・デザイン

印刷関連/コンピュータ関連の充実/印刷機のオペレータ及びDTP分野/コンピュータ知識/パソコン、社会倫理/短期大学校のPHOTOSHOP等のコースを何度か受講していますが、業種を印刷業・デザイン業等に内容を絞ったコースを近くの職業訓練校で開いて欲しい。/就業しながら学べる分野があれば良い。

・電気電子

ハード・ソフト/経営分析、安全衛生/段階的、体系的なコース設定及び内容の充実

設問9 県立の職業能力開発施設に対して、ご意見・ご要望等ありましたらお聞かせください。

・機械

・現場即効性の訓練を望む。

・県立の能力開発の専門機関として,在職しながら専門性の勉強をしたいと思う者に対する支援を検討頂きたい.例えば,カウンセリング講習会など。(資格取得までのコース設定)

・高等学校への働きかけを是非して頂きたい.

・資格試験の実技の際、当社工場からの受験者が少ない場合、他社工場で受験しなくてはならなく、M/Cの機種が異なると不利なため、設備の提供をしていただくと受験勉強の際ありがたい。

・時代の流れに沿う中身で。

・出張講習があると大変良い

・図面をCADで描く,MC機で実際に加工できるように

・製図の基礎には,講習を受けたい。平坦度の測定方法を知りたい。

・セミナー等には積極的に参加させていますが、更に分野を広げ深く突っ込んだ内容にして欲しい。最先端技術教育を拡充して欲しい。

・短期大学校は特に利用させていただいています。廉価でありがたく思っています。今後ともよろしくお願いします。

・単なる技術の取得や向上のための場としてだけでなく,技術を通して一人の人間としての成長を促すための教育(倫理)もしてほしい。

・中途半端な教育ではなく,企業ですぐ役に立つ人材を育成してもらいたい。特に若い人に対し,企業,仕事の意義,重要性等をわかるように。例えば,入社して,気に入らないと簡単に辞める若者が多い.耐えることも必要なのに。技術の教育等は企業で教育することになるが,働く必要性があまり感じない若者が多くなっているので,その部分の教育が必要なのではないかと思います.

・建設

・閑期の4〜6月に2日間×○回程度の短期講座であれば参加させたい。

・現在,開発施設の教育課程の一部分にて,生徒とともに勉強会を実施しています。受講者一人一人の心構えへの指導が,専門的,実務的分野より優先され個人的に教育機関にて充実されなければ企業としては必要人材といえ採用できないのではないかと思われます.

・現在の課程内容で当社として利用できるものについては,今後も利用したい.

・建設業においてはいわゆる就業制限業務があって特別教育技能講習を修了しないと就業できない作業があるが、このうち重機運転の技能講習は一関しかなく、その他ローラーの技能講習、小型重機の特別教育は実施する機関が不足しております。労務安全衛生に定める教育訓練を実施してもらえると良い。

・高校を卒業して勉強するのではなく,高校時に習うべきだと思う.基本的な数学(小中学)が出来ない人間に高校の3年間に知識を詰め込んでも何にもならない。それより,高度技術専門学院で教育しているようなことを学ばせれば良い。

・国家資格取得のための講習会等の支援(在職者対象)を要望します。

・これからの職人は,1人でたくさんの職種を覚えることが,本人にも会社にも良いと思います.

・資格取得に関することを、一年課程に設置すべきかと思います。

・職業能力開発施設が自分の住んでいる近く似合ったとしてもどのような事をやっているのか,知りたいけれどわざわざ聞きに行くのもと思っている人も少なくないと思います.せっかく施設もあり,分野も広い訳ですからどんどんアピールしていってほしい。

・職業能力開発により資格取得が出来るようなもの。あるいは、夜間休日に講習会をして欲しい。これにより、在職しながら能力の向上を図りたい。

・測量に関する課程を是非お願いしたい。

・短期過程についてメニューを増やしてほしい

・短期講習等,土曜日にできないものか。

・短大にお金をかけて整備し、専門分野を育てるのもいいが、高能力者だけが入れる倍率では、中小の企業にその人達が入社するなどありえない。高能力者は、役所、一流企業等にすすみ、我々のような小企業にとっては何の助けにもならない。若い人達の技術に対しての訓練する場をもっと広く開放し、夜学などで働きながらでも建築士を目指して教えられる分野があっても良いのではないか。技術者を職場で、3年5年と育てて技能取得等援助し、資格を取らせたりしているが、他事業所へ行って活躍する状況がいつもある。しかし、新人を育て、技術者を1人でも多く世に出すことによってそれが、我が社が社会に役立っていると常々思うし、いつでも若い人を育てようと思う。

・建築

・各種講習会を土日曜日を利用したらいかがでしょうか。

・建築関係の作業場,機械,工具などをもっと拡充しても良いと思う。

・在職者が,短期的(1週間,1〜3ヶ月)再教育のための聴講生制度があれば良いと思う。

・事業主も職業能力開発施設への理解を深めるため自ら勉強すべきだと思っております。

・職人の技術向上(特にマイスター的立場の人達の養成)。ミクロ的に見て、自分たちの分野で言えばCAD等のコンピュータ技術者の養成が急務だが、業界全体あるいは根本の所で言えば、左官・大工などの実際に物を造る人達の技能の向上と社会一般からの尊敬を得られるような運動が大事だ。

・先生の好き嫌いで、生徒を判断するべきではないと思う。将来ある青年たちを大切に指導していただきたい。

・中高年や女性の再就職につながるための講習などを多くしてほしい。資格取得の準備講習も内容の充実を図って広めてほしい.

・当社の業界は業務内容が拡充されていますが、報酬がそのままという状態が続いており、これに対応するために省力化を図る必要があり、鼓の分野について気軽に研修できるシステムがあればよいと思う。(例えば現在は2Dと白黒の時代ですが、近々3Dとカラーの時代となるための備えです。

・年間スケジュール等配布になりますが、それらに沿って研修計画を予定しておりますが、忘れて研修申し込みをしないでしまうことがあったりして反省している。当社では必ず研修計画を実施することにしているので、勝手なお願いですが、実績等から、研修に申し込みがないかどうかの連絡通知をして頂きたい。

・もっと身近な場所で短期の課程や該当職種の講習をしたくても講師が少なく、思った位出来ないのが現状である。

・小売卸売

・応用の利かないものが多すぎる。これは、実社会に出て何をすべきかよりも試験のための勉強、卒業のための学習、就職のための学習になっているのではないか。必要とされる人間に自ら育とうとするものが少ない。厳しくするとすぐ退職する。

・終身雇用体制が今後ますます崩れていく傾向にあります。この状況を前提に考えると、企業が社員の能力向上に努めるのではなく、社員が自ら労働価値を高めるため自分で能力向上に励む時代になってきていると思います。従って、社員としてではなく勤労者として能力アップを図る施設・学校などが身近に存在することが望まれるし、また行政面ではその利便をはかる或いは手助けしてやるというスタンスで運営を願いたいと思います。

・宣伝が不足している。内容(講師、訓練)の充実をお願いします。勉強内容を広範囲でお願いします。

・第一線で活躍できるビジネスマン・営業マンを養成し是非紹介頂きたい。

・サービス

・各地区において短期大学校と同じカリキュラムが必要

・官民一体となって就労者への教育の充実をはかることは,これからもっと重要になってくると思います.。官の人脈,ノウハウを民間企業にとも共有できる機械が増えれば良いと思います.

・厳しい世の中になっているので、弱者のためのカリキュラムが充実がなされればよい

・教育に関連し,事業所ごとの連携を強化し職場での活躍に弾みをつけるべきと思う.学生時代とは違い,会社に対し利益を与えられるよう技術能力を養うために活用していきたい。

・業界全体がかつて無い大不況の中で、新規採用どころかこのままでは人員縮小を考えなければならない状況です。しかし、このような時代であるからこそ、優秀な人材を「少数精鋭」として備えたいものです。能力開発は拡大されることを希望しますが「ディスプレイ業」も取り上げてみていただきたいものです。

・産業デザイン科のカリキュラムについてほんの少し聞いたことがあるが、実際職業についた場面で即戦力となれる技能や知識が少ないように見える。産業デザインといっても幅広く、もっと細かいコース分けをした上で、例えばグラフィックデザイン分野では徹底的に版下の基礎や表現力の基本についてプログラムを組み、版下作成、組版作成の基本が身についた上でデザイン実務なりDTPなりのプログラムを上乗せしなければ、現場ではまた一から全て教育しなければならないので、御校からの採用のメリットが無くなる。また、全てのコースに言えることだが、実際の現場から講師を迎えてはどうか。どのようなスキルやノウハウが戦力となり得るか、実際タッチしている人が一番よくわかると思う。

・当社はハードよりソフトが大事,対人応対が生なのでなかなか利用する機会がなく,内容についてもほとんど判らない状態である。

・どのような能力開発がなされているのか内容がわからない。当社は普通のテレビ局で、それほど専門教育はなくてもいい部門もある。あるいは、当社が必要としている人材がいるかもしれないので、まずその情報が欲しい。

・自動車

・現在採用の整備士は,ほとんど2年課程を卒業した新入社員となっており,入社=2級受験となります。しかし,宮古校卒業の自動車サービス科のみ3級となっております。これを,訓練期間を2年間として2級受験できるように希望いたします。

・時間短縮時代になって,土日の講習会ができなくなったので,講習の日程が面倒になった。

・仕事をする上で,一番大切なこと,それはなぜ仕事をしなくてはいけないのかなどについて理解させることだと思います。そのためぎじゅつてきなことも勉強させなくてはいけないと思いますが,精神的な面も育ててやらなければならないと思います.

・自動車システム科が全て高卒2年課程になってしまったので、整備振興会とタイアップして短期での3級程度の各種講習会をして、免許を取らせてほしいと思う。(半年ぐらい時間をかけても良い、高校中退で来る子供の為にも必要だと思う)

・職業能力開発施設校として幅広いPRが必要で,地域社会において必要な専門的教育の場であることを認識してもらう必要があると思う.

・短期間で効率良い勉強会にするために、通しで5日間、1週間または2・3日コースを何ヶ月が続けて行ってはどうか。

・男性の職業能力開発はあるが,女性の職業能力開発は無いに等しいほど少ないので,もう少し女性のことも考えてほしい。

・当社ではメカニック採用については2級整備士を対象としており、専門学校卒業生を採用しています。また、セールスに関しては、大学新卒者及びセールス経験者を対象としており、専門学校卒業生は今のところゼロである。

・弊社は毎年、自動車システム科よりそれぞれ何名かずつ採用しておりますが、卒業後すぐ行われる自動車整備の国家資格を不合格になる生徒さんがいます。せっかく2年間専門課程で学ぶわけですから、全員100%の合格を目指して指導をお願いしたいと思います。

・もし,可能であれば自動車関係の能力開発を拡大して頂きたい。それに加えて一般教養にも力を入れていただければと思います.

・情報

・PC分野でOS等広い分野での知識(例。UNIX等)の修得を期待したい。

・カリキュラムレベルがわからないので、評価できない。体験講習みたいなものがあれば参加してみたい。

・教育訓練は継続が絶対条件です。その為には,外部講師だけに頼らず,自社内に社員を育成できる幹部を養成する必要があります。

・高齢者への起業家訓練が重要かと思われます。

・今回のアンケートは、当社にとってということで、答えましたので、全て必要ないという結果になりましたが、一般的には必要だと思います。当社は本社が東京にあり、社内に教育機関を所有しているためです。

・職業能力開発施設の内容が良くわかりません.卒業生のレベル,学習内容等アピールする必要があるのではないか。

・設備

・教育のテキストなど、現状に即した内容のもので実施してほしい。教育と現実の違いが見受けられる。

・公的な職業能力開発施設の存在は,我々零細企業にとって大いに重要であるが,地理的な条件や費用の負担で社員の教育訓練が思うようにできないのが現状である。訓練や講習について,我々の実績に合わせたものであれば実施したい。

・在職者が国家資格を取得しやすい講習をもっと増やし充実を望みます。

・情報通信産業が、今後ますます発展していく方向と考えますが、端末の操作技術能力の開発はもちろんですが、総合的に伝送路設備の施工技術能力開発及び端末の機器設置技術などの能力開発が合わせて必要だと思います。地方の中小企業で設備できる機器測定機などの購入及び技術指導に限りがあるものですから、是非願いたい。

・設備システム科の中に電気工事関連の専門過程があれば良いと思う。現在、1級・2級施工管理士養成の施設が少ない現状です。

・能力ある人材育成をお願いいたします。

・学んだ事が企業で即生かせないというのが卒業者の悩みではないかと考えたとき,再入学レベルアップのコースがあれば良いのではと思います.また,資格試験の優遇面から,受験準備講習にも力を入れて欲しい。

・その他

・県立、民間(職法)間の指導内容が異なっていても、技能技術の職業能力開発推進のため、指導員・講師の交流の期の設定等が必要と思います。

・情報の発達によって企業間競争は全国レベル・国際レベルになってきた。地域に密着したという言葉で志を小さくさせずに、世界に通用するというキーワードでくくった「知力」「気力」「体力」を持つ人材の育成を期待します。(世界に通用する岩手の職業能力開発)

・当社は港湾貨物の取り扱いを仕事としており、取得すべき技術も一般的でなく、従って新規雇用者は入社後数年経過し必要な免許を取得します。社内教育も一括し、港運協会主催の教育訓練に参加しています。

・必要だとは思いますが、職員施設を見ると税金の浪費のように思います。資金を援助して、教育を各事業所にさせる方がよい。その方が職業のレベルアップと地方の知的財産になる。

・その他製造

・今の開発施設の時代的変化に対応し、より地域密着型の人材育成主義の施設を考えるべきであり、地元の受入態勢の拡充ともあわせ官民一体で本気に名って取り組む必要がある。今のような体制では県が意図している廃止の方向に向うと思う。例えば岐阜の国際工芸大学や北海道置戸町のような取り組み、岩手県こそ東北芸工大(山形)のような大学があるべきと思う。

・休日・夜間課程での講習、研修

・現在の在職者対象短期課程は,2日間コースだが更に詳しくという場合,5日なり10日に延長して受講なり実習をできるシステムは考えられないでしょうか。学校と違って,単位は取ったが仕事にならず,本当に業務として一本立ちできるようにしたい。なぜなら,先端機器をいれる場合など,中小企業では機器を最初にいれる等できないためです。従来事業の延長ではなく,新規分野の製品を開発したいとき,更に高度なOA化などしたいとき,その担当者を教育して推進させるためにはどうしても,お世話になりたい。東京方面へ出すことは費用面でも苦しいため。

・酒造技術者の養成コースが欲しい。

・ぜひ活用させて欲しいので、申請方法についてご指導賜りたい。

・総合案内などあればご提示願いたい。

・短期で技術技能を身につけても、職場で早く対応できるものが少ない。新規学卒者には特に一般常識が必要と思われる。人間性教育と合わせて、個人ができる範囲での技術の向上、能力の向上を考えて欲しい。

・盛岡中心の設備はいらない

・私たちのような小企業は,今の状態では利益の少ない仕事をして,社内の人を講習に出すことはできない状態です。

・デザイン

・新しい産業が増えています。それに対応する学習課程があればよい。同じコンピュータでも活用分野が広く、基礎課程よりも実務に重点をおいてもらいたい。

・各業種が、どのようなニーズを持っているか常に知る必要があると思うので、地域の業種組合を通して企画しても良いと思います。

・各分野関連の作品展などを施設主体でやることにより、学生の意識高揚、社会との連携を図るべき。

・現在の仕事の中で,コンピュータがしめる割合が増えています.基礎から将来性等学べるようにしてほしい。しかし,昼では出席は無理,夜間にできないでしょうか。

・短期課程という良い制度があるのを知らなかった。

・短期大学校でマックの講習に2日間社員を受講させた。非常に勉強になったと好評,県内の印刷業ではDTP,マックの研修要望が多いので,講習回数を増やして,中級・上級のコースも必要である。県印刷工業組合とタイアップしたら効果も一段と上がると思う。

・電気電子

・近年の不景気のため、企業内のリストラという名の人員整理が行われるなど、経営者が生き延びるためには手段を選ばずというまことに人間を軽視したやり方が蔓延している。そうした企業内の空気が社会全体の考え方になり人間の命を粗末にしたり、自分だけ良ければ他人はどうでも良い風潮になり、家庭でも家族の思いやりがなくなっている。貴学院の訓練である講師の方が、労務管理の講習の中で、能力主義を主張し、前述の考え方の飛躍版になり非常に抵抗を感じた。企業倫理があり、法人は人格に恥じない考え方、やり方をもっと教えてください。

・現在いろいろなコースで利用し,社員教育にプラスになっております.ISO関連のコースについて,年に2回程度実施していただくと更に良いと思います.

・産業構造が変わり、高齢者の転職に機会が増える可能性があり、そのための訓練施設としての需要が増加すること。企業での職業訓練の補完施設として、夜間コースの新設について検討頂きたい。

・施設の内容が詳しくわからないと判断回答に困る。パンフレットを同封してほしかった。

・専門知識だけでは現実的に評価できません.これを使う,思考力が必要と考えます.

・当社は専門課程(技術)は社内教育で十分ですが,社員・社会人としての一般教育は外部から必要です.なお,当社の採用はほとんどが大卒者なので,高卒課程には合わないと思います.

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