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3.11から3年復興シンポジウムに参加しました

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 いわて地方自治研究センターと自治労岩手県本部連が主催する「復興シンポジウム」が、2014年3月1日(土)~2日(日)の2日間、宮古市の「宮古ホテル沢田屋」を会場に開催され、全国から85人(うち県職労10人)が参加しました。

 基調講演では、達増拓也岩手県知事が、「あまノミクスやローカルダイバー(「地元にもぐって、隠れているものを掘り起こす」の意味)により岩手の地域経済を発展させ、格差・貧困をなくす社会を被災地から進め、日本全国に広めよう」と県の政策や復興に対する自身の考えを話しました。また、国の直接の応援派遣も含めて政府は地方自治体への人的確保に向けて予算措置すべきとの考えも示しました。

 「現場からの報告」と題したパネルディスカッションでは、県職労の平中中央執行委員長がパネラーとして出席し、復旧・復興を担う県職員の現状と労働条件の実態、県職労が取り組んできた心のケア等について報告しました。また、同じくパネラーとして宮古市議の竹花邦彦さんから「被災地の現在の復興状況と課題」について、遠野市職労の高橋蔵書記長から「自治体の後方支援と連携体制を振り返る」について、それぞれ報告がありました。

 2日目は、「学ぶ防災」として、震災語り部・ガイドの案内を受けながら、宮古市田老地区を視察しました。