「自治研」とは、「地方自治研究」の略ですが、その意味するところは「労働組合が主体的に、地方行政や自治体政策、自らの仕事のあり方について研究し,実践していく」ことです。「組合のやるべきことは、賃金や労働条件を改善することなのだから、仕事の中身について研究するのは関係ない」と考える方も多いかもしれません。しかし、県民の皆様から信頼され、喜ばれる、やりがいのある仕事場を作るのもまた組合の仕事ではないでしょうか。また、研究活動によって県職労独自の政策を持つことで、当局のさまざまな合理化攻撃に対峙できる運動を創っていくことが可能になります。近年、公務員攻撃が盛んになる中で、公務中に発生する失敗やトラブルによって職員に厳しい処罰が与えられることが危惧されます。人間は必ず過ちを犯します。その過ちを防ぐために、幾重にも施した組織のチェック機能があるのであって、仕事のミス・イコール・処分ではたまりません。そのためにも、日頃から研究活動を通じて、自分の仕事に潜在している問題点を指摘し、当局に訴えておくことが求められると考えます。 これまで県職労では、自治研推進委員会を設置して、職種別の協議会を中心に研究活動を推進してきました。その成果を自治研レポートとしてまとめ、自治労の自治研集会など公開してきました。また大船渡談合事件問題を契機に、業務に対する職員の姿勢を見直す「県政民主化フォーラム」を開催してきました。今後も、同様の取り組みによって、自治研活動を浸透を図ることとしています。 |
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第4回県政民主化フォーラム開催のご案内 |
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「第2回県政民主化フォーラム」開催要領 おらだが創るおらだのまち 今、わが国では盛んに「地方の時代」が叫ばれ、「地方分権」が唱えられています。 しかし、地方に暮らす大半の住民にとっては、「地方の時代」の到来を実感できない のが現状ではないでしょうか。 そこで、このフォーラムを通じて、その土地に暮らす住民が生活に潤いと喜びを感 日 時:2001年12月15日(土) 12:30〜16:00 場 所:「国保会館」5階大ホール (盛岡市大沢川原3-7-30 :019-623-4321) 内 容: 12:30 開会・主催者挨拶 13:00 基調講演 講師:岩手県知事 増田寛也 演題:「地方(まち)が変わる、住民(ひと)が変える」(仮題) 14:10 パネルディスカッション テーマ :「地方の自立は、住民の手から」 コーディネーター :田島平伸(岩手県立大学総合政策学部助教授) パネリスト:多田欣一(住田町長) 三井信義(知的障害者更生施設・ルンビニー苑苑長) 軽石 昇(ガイア展勝の会 代表世話人) 16:00 閉会 共 催:自治労岩手県本部、(社)岩手地方自治研究センター |
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